[宙Join ]ができるまで 失敗作の紹介
2020.11.29




日本製のジオデシックドームを作ると決めてから、そのジョイント方法にたくさんの時間をかけてきました。
海外の木製ドームや国内ドームメーカー Bessさんがどうやって木製ドームを作っているか知っていますか?
角度切りした三角を、これまた角度がついた辺を合わせて、ドームにしています。
1辺に2本の木材を使っているということです。強度的には強くて良いと思います。
が!!!!!
Geodesicsのドームテントは、あくまでテントなんです!!
建築物ではない。
施工も解体もできて、なおかつ容易で、とっても強い!!
ジオデシックドームでないと意味がない。
仮設だから、テントだからといって、ぐらつくようなジオデシックドームではリスペクトしているフラーさんに申訳ない。
図面は何十回と引き直し、
レーザーでカットにて検証も何度もしてレーザー屋さんに怒られる始末…。
この写真は11月にセントレアで行なわれたFeildStyleに出展したときのもの。
プレートができて、出展してたやまどり製作所(額田のきこり)のしーまんから製材したひのきを受け取って、
三角をしミュレーションした初めての写真。
残念ながら、この形からどんどん進化をとげて今の形に落ち着くとは、夢にも思いませんでした。